アウマのアクチュエータでは、安全機能を搭載したSIL仕様のアクチュエータ及びアクチュエータコントローラにより、SIL3までの安全関連の用途に適しています。
安全水準(SIL)
プラントでは、主要概念として第一にのぼるのが安全性です。安全な製品を開発するために有効と考えられる管理や手法適用を定めたものが国際規格である「IEC61058」です。この機能安全規格IEC61508では、4つの安全段階が定義されています。これが安全水準“SIL”です。 アウマでは、プラントの安全度の要求に適した装置を選択します。 ノーム型アクチュエータ(アクチュエータコントローラ無)SA型及びSQ型は、SIL2として適用されています。防爆用のSAExとSQExや調節用のSARとSQRも同様のSIL2に適用します。
※ノーム型では、制御機能は、SIL2に適用された制御機能が必要です。
インテグラル型アクチュエータ(アクチュエータコントローラ付)AC.2型とACEx.2型は、通常の制御とは別回路として安全機能対応の基板を介して実行されることで、SIL2として適用しており、さらに同じ機能でリダンダントシステム(二重化)を構成することでSIL3に適用します。
また、アウマの標準仕様のインテグラルコントローラ付アクチュエータ(防爆型も含む)は、SIL1に適用しており、安全機能の設定として、セーフオープンやセーフクローズ及びセーフストップを行うことが出来ます。 その他製品のSILに関しましては、アウマジャパン㈱までお問い合わせください。